バルーチ族ソフレキリム 50~60年程度 ウール アフガニスタン サイズ 約120×120cm バルーチ族の紋様を織り込んだ平織りのキリムです。 オリジナルの用途は、食卓用の布(ソフレ)として織られたもので、ソフレそのものを床に敷いて食卓として使っていたそうです。また、パンを包んでおいた布ともいわれています。 ※トルコ語ではソフラ 全体に織り込まれたモチーフは、バルーチ族のソフレによく使われる伝統的なものです。邪悪なものを払うという願いを表しているそうです。 二枚のキリムを繋いで一枚に仕立てるのもポピュラーな方法です。 左右の色の違いは、別々に織ったことでロットが変わったのでしょう。濃淡のアブラッシュが美しいです。そして途中で色をかえたり、ボーダー部分の紋様のサイズも左右で違ったりと自由気ままに楽しんで織ったアートのようです。左右の違いは2人で織ったのかもしれません。設計図なしにラグを織るといわれる遊牧民らしいキリムです。 食卓用として使われていたからなのかか？大事に扱われていたのか、目立つダメージはみあたりません。解れやすいセルベッジ(キリムの端の部分)も整っていて良いコンディションです。 ※3~5枚目は、光の加減で実際よりも白っぽく写っています。 しっかりと織られたキリムなので敷物としての用途にも問題ないと思いますが、もとは、食卓用のキリムらしくテーブルにかけたり、アートとして壁にかけるのも素敵ですよ！ 手織りの布のため上下左右に多少の歪みがあることなど、 オールドラグや部族のラグにご理解のあるかたにお譲り出来たらとおもいます。どうぞよろしくお願いいたします。 #トライバルラグ #遊牧民 #バルーチ族 #キリム #民藝 #用の美 #ビィンテージラグ #模様替え