サイズ：約94x92x53mm重量：約470グラム産地：La Viesca Mine, La Collada mining area, Siero, Asturias, Spain
ヨーロッパの古典的蛍石産地であるスペインのラ・ヴィエスカ鉱山からの大型古典蛍石標本、10センチ、500グラムに近い博物館級標本です。非常に透明度の高い蛍石群晶はスペイン産蛍石の中に評価の特に高い濃い水色で、結晶の表面に近い部分に青い累帯構造が確認でき、すでに絶産したスペイン産古典蛍を代表できる産状です。さらになんと5センチに近いサイズを持つメイン結晶を含め、照りの強い群晶のほとんどは無傷で、複雑な形に発達した結晶面が確認できます。巨大なメイン結晶は鮮明なバランスで標本の中心に鎮座し、現在では得難い博物館級スペイン古典水色蛍です。 ヨーロッパの古典的蛍石産地であるスペインアストゥリアス州の北東部に位置するラ・ヴィエスカ鉱山はラ・コラーダ鉱区に位置し、スペインのフッ素鉱物主産地だったアストゥリアス州に最初に蛍石を産出する地域だと思われるラ・コラーダ鉱区は石炭を運送する列車の車両センターを建設中に発見者フェリペ・バルデス・メネンデス・コルベラ氏によって1904年に発見されました。その後の採掘でラ・コラーダ鉱山の北部に新しい鉱脈が数ヶ所発見され、地域全体をラ・コラーダ鉱区として知られています。現在のラ・コラーダ鉱区は地域北東部に位置するラ・ヴィエスカ鉱山だけが小規模に稼働し、無色や無色に近い薄い青色の蛍石が採掘され、偶には市場に流通しています。スペイン産蛍石は現在でも採掘中のベルべス地域とモスコーナ鉱山を含め、黄色や紫の蛍石の流通は比較に多く、一方ラ・コラーダ鉱区からの濃い水色と青い蛍石はすでに絶産し、スペイン産古典蛍を代表できる産状として知られています。こちらの商品はスペインのラ・ヴィエスカ鉱山からの大型古典蛍石標本、10センチ、500グラムに近い博物館級標本です。非常に透明度の高い蛍石群晶はスペイン産蛍石の中に評価の特に高い濃い水色で、結晶の表面に近い部分に青い累帯構造(画像1)が確認でき、すでに絶産したスペイン産古典蛍を代表できる産状です(画像7 このタイプの最も大きい個体、アメリカの大鉱物商の蔵品)。さらになんと5センチに近いサイズを持つメイン結晶を含め、照りの強い群晶のほとんどは無傷で、複雑な形に発達した結晶面が確認できます（画像6）。巨大なメイン結晶は鮮明なバランス(画像2,4)で標本の中心に鎮座し、現在では得難い博物館級スペイン古典水色蛍です。 この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。

注意事項
※写真は白熱灯環境で撮影しております。
※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。
※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。
※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。
※台座やミネラルタックは付属しません。
不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。