ライターで有名な、エス・テー・デュポンの万年筆です。純銀(スターリングシルバー)にゴールドプレート加工を施したヴェルメイユの軸が美しいです。フランスの銀製品特有の、蟹のホールマークもあります(一番最後の写真を参照)。このホールマークは特に高価な銀製品に多いです。販売当時(1970年代後半)はかなり高価で、68000円もしました。今や万年筆の王様みたいな扱いのモンブラン149が当時35000円でした。この万年筆、149の倍近い値段したんです。当時の技術を詰め込み、クリップ部分に漆の装飾があります。金属に漆を塗るのは難しく、フランスの職人さんが頑張ったのでしょう。金属加工も見事です。流石、デュポンと言うべきです。スターリングシルバーは、使えば使うほど、味わい深くなります。昔の貴族は特に使い込まれた銀輝きを、ムーンシャイン(月の光)と読んで大切にしました。ほとんど使用しておらず、全体的に綺麗です。50年前のものとは思えない美しさです。ただ、ヴィンテージ品であるので、小さなスレ、傷はご容赦下さい。愛用しておりましたが、万年筆が増えすぎたので出品です。引き続き可愛がっていただける方にお譲りしたいです。■本体材質ヴェルメイユ・スターリングシルバー(925刻印、蟹のホールマークあり)、漆仕上げ(クリップ)■ペン先材質18金■字幅EF(極細字)日本語も書きやすいです♪■機構カートリッジ、コンバーター両用式コンバーターは付属しません。■サイズ全長：約135mm (収納時)全長：約157mm (筆記時)胴軸径：約10mmキャップ径：約11mm (クリップ除く)最大径：約13mm (クリップ含む)重さ：約28g■附属品なし